万有鍛工の技術力
What is it
鍛造・熱間鍛造とは
鍛造とは、金属を叩くことで成形する加工方法です。「叩く」作業を「鍛える」ということから、鍛えて造る手法を「鍛造」と呼ぶようになりました。
鍛造の作業では、ハンマーやプレス機を使って金属を叩きます。これによって内部の空気の隙間をなくし、結晶を細微化して方向を整えられるので強度が強まります。
熱間鍛造とは、約600〜900度の高温に熱した金属をプレス金型成形することで強度と靭性を高める加工方法です。具体的には、金属が真っ赤になるまで熟して柔らかくした状態で、プレス機で圧力をかける流れとなっています。
万有鍛工は非鉄金属の熱間鍛造品及び精密機械加工品を製造しております
Merit
鍛造のメリット
強度が高い
鍛造は叩くことで材料の粒子が微細化されて粒子の大きさも均一化できるため、強度を上げることが可能です。
鍛流線により粘り強さが出る
鍛造はほかの加工方法よりも金属の粘り強さを出すことができます。金属には布や木材でいう繊維方向のようなものがあり、製品形状に沿ったメタルフロー（鍛流線）と呼ばれます。メタルフローは木の年輪と同じく縞模様があり、加工品の粘り強さを高めます。
材料費の削減につながる
鍛造ではあらかじめ製品の完成形に近い形で加工を行うため、切削する金属の量が少ないです。そのため、材料費の節約につながります。切削作業の手間も省けるため、作業の効率化も図れます。
Forging
鍛造
こだわりつづけることが、製品を大きく育てる。
それはまた、社会への貢献につながる。
Precision machining
精密機械加工
既存にとらわれない柔軟な発想力と広大な想像力。
それこそが万有鍛工が目指すものづくり。
求めるものは、ハイクォリティ × 丁寧なものづくり
トップクラスの高剛性とパワーを実現
豊富な自動化実績で、多様な生産要求に対応します。
Quality assurance
品質保証
厳しい品質チェックと、ひとつひとつの製品に注ぐ情熱で
安心をお届けします。
従来のノギスやゲージを使用した検査はもちろん、3Ｄスキャナ型三次元測定機・画像測定器等を活用し、より精密・正確な検査・品質保証体制を確立しております。また生産管理システムに蓄積されたデータを基に、「確実性」と「スピード」をモットーとしたトレーサビリティ体制を確立しております。
すべては信頼のために
3Dスキャナ型三次元測定機
画像寸法測定器
生産管理システム
工程内検査（本社工場）
工程内検査（佐用工場）
Facility
生産設備一覧
500t フリクション鍛造機1台
300t フリクション鍛造機2台
200t フリクション鍛造機3台
（オスターワルダー）
160t フリクション鍛造機1台
150t フリクション鍛造機1台
120t トルクパックプレス1台
80t トルクパックプレス1台
45t トルクパックプレス10台
ガス炉5基
高周波誘導炉4基
ショットブラスト3台
テーブルショットマシン1台
コンプレッサー4台
材料切断機8台
マシニングセンター3台
NC旋盤2台
普通旋盤1台
フライス盤1台
卓上ボール盤4台
コ走行式クレーン装置2基
マシニングセンター3台
NC旋盤8台
普通旋盤1台
フライス盤1台
加工専用機4台
25t トルクパックプレス1台
ショットブラスト1台
コンプレッサー3台
キーエンス 画像測定器1台
キーエンス 3Dスキャナ1台